夏休み、暇な学生はとにかく本を読みなさい!【寄稿】

読め、読め、読め! 何でも読め!

 
 はじめまして。マトリョーシカ的日常を運営しているid:kyokucho1989です。(url:http://matoyomi.hatenablog.com/)
今回ゲストブロガーとして反社会的な中学生に寄稿することになりました。

 みなさんは本は読んでいますか。どんなジャンルを本を読んでいますか。小説、ミステリー、純文学、ファンタジー、ラノベ、新書、実用書……。いろんなジャンルがありますが、僕はどんな本を読んでも損にはならないと考えています。

小説はひとつの世界を提供してくれる

 小説を読み終わると、こちらとあちらの境界があやふやになって頭が混乱することがあります。良い小説の場合はそれが顕著で、作中の人物やイベントが日常生活にも現れそうな感覚に陥ります。こうして一冊の小説を読むと、ひとつの世界があなたの頭の中に発生します。時間が経つと忘れてしまいますが、頭の深いところでは存在しています。その世界で体験したこと、得たものはあなたの今後の人生に影響を及ぼします。強いか弱いかは別として。

 百冊の小説を読めば百の世界が展開します。それらはシナプスのようにリンクして世界観が行き来します。「もしかして、あの本の表現はここからとったのか」なんてわかったらドーパミンがドバドバ出てきて、楽しくなってきます。


新書はひとつの考え方を提案してくれる

 
 新書など作者の考え方が書かれている本は、小説を読んだ時とちょっと感覚が違います。小説がひとつの世界を提供するのに対して、新書はひとつの考え方を示してくれます。人の考え方を知る方法はいくらでもありますが、本という媒体はコストパフォーマンスの面で非常に優れています。

 まず話を聞くのと、文章を読むのとでは、情報の圧縮率が断然違います。さらに作者が何度も推敲を重ねたため、頭のなかに入りやすく、意味をとらえやすいです。極めつけは値段。千円以下で作者が生涯をかけて構成した考えを吸収できます。

 これって本当にすごいことなんですよ。


本を読んだらぜひアウトプットを!

 
 さて、良いこと尽くめの読書ですが、ただ本を読んで終わりではもったいないです。読書の効能の半分も手に入れられません。本を読み終わったら、ノートでもブログでもtwitterでも何でもいいのでアウトプットをしましょう。自分がこの本を読んで感じたこと、考えたことを文章に書き下してみるとより理解が深まります。

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おわりに


「でも本を読むのって面倒くさそうだしなぁ」と思った方へ。星新一さんのショートショートがおすすめです。面白いし。ひとつの作品が数ページで終わるのでとても読みやすいですよ。