無関心という大罪

民衆はいつも流される。

声の大きい人間に従う。

少数派はますます少数派になり少数派という理由だけで迫害される。

主張の正当性など誰も考えない。

めんどくさいからだ。

なぜみんなが支持していてわかりきっていることを考えなければいけない?

こんなことを真顔で言う。

そのたびに僕は苦笑する。

ああ、無関心で人は傷つけられるんだと。

そういえばいじめられていた僕を助けてくれた人なんて両親ぐらいだったな。

先生(笑)のいうお友達(笑)なんて当てにならなかった。

一人でも止める人がいれば全員止めてくれるんだろう。

だが止める人の声がいじめている人より大きくなければいけない。

それが難しい。

発言力のある人間は空気を読む(笑)ことに特化した人間であることが多い。

無関心な人間だ。

声の小さな人間が止めてもその人もろともいじめられるだけだ。

僕には何が正解だか分からない。

僕の立場から見たら無関心は大罪だ。