うんこを漏らしたら親の偉大さがわかった

僕は夕飯を食べた。
ハンバーガーだ。マックの無料券が期限切れになりそうだったから買ってきたそうだ。
PCの方ではない。ファストフード店のマクドナルドだ。
赤と黄色の調和する看板のセンスは最高だと思う。(味は分からない)
食べ終わって余韻に浸っていた。
この時間を僕は大切にする。自分のクズさが忘れられる気がするから。
幸せな気分に浸っている時それは訪れた。

腹痛だ

僕は良くお腹が張る。
何度も経験しているため対処法は分かる。
屁を出せば解決するのだ。
腹に力を込め、肛門を緩める。
大きい方が出ない程度にするのがコツだ。
僕は一回漏らしてから意識的に肛門を調節するようにしている。
ゆっくりと緩める。そして気体が出て行ったら締める。
これでこれまでの相手には勝てた。
幼いころから頻繁に戦ってきた相手だ。勝てる相手のはずだった。経験を積んだ僕に勝てる相手などいるはずがなかった。
今回も勝てると踏みトイレに行くこと無くすまそうと思い肛門をゆるめたその時。

「ブリュ」

月並みな表現だがそう表現するしかないような音がする。
それと同時に下痢がパンツに付く。
注射器のようにケツの割れ目に沿い上に昇ってくる。
熱い。なぜ排泄物は熱いのだろう。体温ぐらいにしかならないはずだが。
排泄物を貯める場所の周りに熱を集める構造になっているのだろうか。
体温を逃す役割があるのだろう。
そんなことを考えつつ近くに居た母親に報告。
トイレに駆け込み、パンツの状況を確認した。
茶色いうさぎの糞ぐらいの塊が透明な液体とともに広範囲に広がっていた。
トイレットペーパーで拭う。これでもかと拭う。
1ロールを一日で使い切ってしまった。両親、ごめんなさい。

密着したパンツに下痢を出したのだから当然ケツ側も無事ではない。
かなり広範囲に付いた。これは拭うより洗ったほうがいい。
風呂に入ることにした。
昔は夕飯を食べる前にお風呂に入っていた。
これは健康にいいらしい。食事で血圧が上がったときに風呂で更に上がると身体に良くないとなにかで見た。

(ここから本題)

風呂からあがった。
そしてパンツを洗う。
すごく臭い。
吐きそうになりながら洗った。

小さいころはよく漏らしたものだ。
それを親に片付けてもらっていた。
すごい、と素直に思った。僕には親は出来ない。
ゲロもよく吐いた。(そのせいでいじめられたのはまた別の話)
それも親が片付けてくれていた。
そしてごめんなさい。
そこまでして育てた息子は不登校してます。
しかもブログのアクセス解析のタブを常に開いてるような痛い子です。
ごめんなさい。

みんなうんち (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)

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文体を変えてみたけれど次から戻すと思う