疑問と答え

 これから文章の書き方の話をします。僕は文章が書けます。なぜ書けるのでしょうか。言葉を知っていても文章は書けない。文章の書き方を知らなければいけない。わかりきったことを明文化することで再認識できます。
ぼくが書く文章からいらない部分を抜くとタイトルだけで言いたいことが終わってしまいます。言いたいことを述べるだけで1000文字とかそれ以上に書ける人もいるんでしょうがそれは人とは呼びません。変態と呼びます。
ここまでで200文字書きました。大体原稿用紙の半分ですね。学校で無理やり書かされていた時は何時間かかっても三行しか書けませんでした。書きませんでしたと言ったほうが正しいか。ささやかな反発だったんです。自分の首を締めるだけですね。アホです。
このくだりはすべて無駄です。これを省いてしまうと僕がどれだけスカスカな文を書いているのかが露呈するため無駄に書いているわけです。そもそもブログを書くこと自体が無駄な行為なのですがそれを言ってしまうと生きるのも無意味になってしまうのでやめておきましょう。えらーい人(感じ方には個人差があります)も無意味なことに賞賛をと言っていますし多分これでよいのでしょう。
無駄なことを書いていると原稿用紙一枚を突破しました。全く興味のないテーマで書かされたら一生かかっても書き上がらないレベルです。好き勝手かけるからブログは楽しいのです。現実から目を逸らすツールとしては優秀ですね。

 感じたことをそのまま書きます。そうすると驚くほど読めない文章が出来上がります。読者を意識した書き方をすると少しはマシです。しかし読みやすい文章なら評価されるかといえばそうではありません。ゲスなことを書いているのにスッキリした透明感のある文章ではマッチしていませんし、素晴らしいことが書いてあるのにアホみたいに読みにくい文章では誰も読んでくれません。相性です。哀川翔です。
優れた文体なんて無いのです。相性が悪いと台無しになってしまいます。ルイズコピペが空気感まで伝わってくる優れた文章で書かれていたら気持ち悪さが加速して面白いですよね。そういうことです。
文章構成力も含めて文章力と呼称するのでしょうか。そもそも文章力ってなんですか。調べてみましょう。



ググったんですけどなんか胡散臭いタイトルの記事ばっかりヒットしやがります。みんなSEOうますぎて知りたい情報が埋もれます。
さて気を取り直して中学校で買わされた国語辞典で調べてみます。ぺらぺらっと。おっと、どうやら文章力なんて言葉は無いようです。
「文章力 コトバンク」でググりました。そうすると筆力なる言葉が引っかかります。どうやらみんなが言ってる文章力ってこの筆力っぽいですね。
筆力 とは - コトバンク
確かに文章力では文章の持つ力みたいな意味になりますよね。ペンは剣より強い。権利はペンより強い。剣は権利より強い。
筆力って言い換えたほうがインテリっぽくてかっこいいので今後は文章力の代わりに筆力を使っていきましょう。まじかっけえ。

 何について書いていたのか、書こうとしていたのかを忘れてしまったので読み返してみました。読み返してもわかりませんでした。これは僕の筆力が無いせいだろうか。自分がわからないのに読者が分かるはずもありません。何が書かれているのか分からない文章なんて途中で投げ出してしまいますよ。しかしですね、書くことを決めてしまうとダメなんですよ。とたんに書けなくなってしまう。あっちこっち脱線しながら進んでくのも面白いじゃないですか。中学生っぽいですし。
自分が書いてて楽しい文章は読み返してみてもつまらないことが多いです。書いててつまらなかったら投げ出します。つまりこのブログには面白い文章が無いということになります。わかりきったことです。明文化してみました☆

 タイトルで書いたことについて。これは僕のスタイルを表しています。これでも意識が高い思考をアウトプット(笑)系ブログの端くれなのでどうしてもこうなるってだけなんですけどね。
疑問が湧いて、あーでもないこーでもないと考えたことを書いて、正解っぽいことを書きそこから発生した疑問を考えていくという構成で書いております。基本的には。
そんなスタイルですので追撃言葉が多くなってます。さっき書いた文の最後にある「基本的には。」が追撃の部分です。湧いた文章を補足していく感じです。
湧いた文章をそのまま書いていますので正解としているものが正解な保証はどこにもありません。保証がないどころかほとんど不正解かも。脳内神様が出てきて頭の上で腕をばってんにしていたら多分不正解です。脳内神様が出てきたらブコメ、Twitterなどでご報告お願いします。
 最近書くことが楽しくなってきました。長文をひねり出すのがすこし楽になって、毎日何千字と書く人の気持ちがわかるような気がします。キーボードを打つと文字数が増えていく。クッキークリッカーのようです。
気が散ってきたので今日はここまでにしておきます。三分ぐらいで考えた自己啓発本みたいな名言でしめましょう。
「つまらない文章を書くのは簡単だが面白い文章を書くのは難しい」
当たり前のことをそれっぽく書いただけの自己啓発本は廃れたらいいと思います。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

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