UTAUというソフトウェアがある。これは何かというと、簡単に言えば人力ボーカロイド支援ツール。ボカロと違い、ユーザーが音声ライブラリを作成できるすぐれものなのである。しかしその分ライブラリは増え、恐ろしい数になる。把握できるだけでもこれだけあるので、配布していない、墓まで持っていくであろうものも含めたらそれこそ無尽蔵だろう。ポケモンといい勝負かもしれない。
UTAU動画というジャンル自体がボカロより小さいので、
なんでこんなこと書いたかというと、こんなものを見てしまったから。17位までAKB系列、ジャニーズ、エグザイルしかいない!17位のサザンを過ぎるとまた30位まで関ジャニ、キスマイ、キスマイ、乃木坂、乃木坂…。ちょっとショックだった。少なくとも僕には良い音楽だとは思えないものばかりで、好みが偏ってると言われればそれまでだけどさあ。
その、可もなく不可もなくな音楽が売れる。*2なぜかと考えた。多分アイドルのルックスやそういう付加価値をつけているから売れるんだ。音楽は音楽でなくなった。UTAU曲はボカロ曲に比べ、付加価値が少ないんだと思う。やっぱり初音ミクはDTMソフトではなくてバーチャルアイドルなんだなあとしみじみ感じる。
大人気アイドルに何曲も歌ってもらう権利を2万円しないで買えるなんてすごいことだよ。すごくワクワクしてる。ボカロがどんどん広まっていって、オリコンランキングを独占するぐらいの人気になることだってできると感じた。既存の仕組みとくらべて利点が多すぎるもの。本質的なものは同じなんだからそっちを選ぼう。
純粋に音楽を楽しんでる人?絶滅するだろうね♪