誠実さよりも夢を与えられるのか?を重要視しよう

 最近抜け毛の量がすごいんですよ。びびる。
そこでノンシリコンシャンプー使ってみたんですが変わらん。すごく騙された感じ。
大体ハゲ予防については専門家の中でも意見が分かれてるし、育毛に効果的!なんてアピールする商品が溢れている事自体おかしい。
考えてみるとそういうビジネスはたくさんあるんだよな。例えば占い。偶然に意味付けするだけのことに何千円も払いたくないわ。


 僕はちょっとオーディオをかじっている。オーディオというのはオカルトwと揶揄されることも多い。
ケーブル(正しくはコード)で音が変わるだとかインシュレータの上にアンプを置くと良いだとか音響用コンデンサだとか…ここに書くとキリが無いほど「面白い」要素がある。
外から見ている人にとっては占いと同質の物のように見えるだろうが実際に違うのだ。(感覚的に)
しかし僕はそれらの事に関して変わったと感じることは無い。自己満足のためにオカルトに足を突っ込んでいる。
糞耳乙とか言われそうだが変わっているように感じないのだから仕方ない。部品の定数に手を入れたら変わったと感じたけれど。
変わらないなら使わなくて良いじゃないかということも思うのだが自己満足を得ることが出来るのが大きい。少しのコスト増で笑顔になれるなら使おうじゃないか。バカ高いケーブルなんて使おうとは思わないが金持ちが使う分には良いのだろう。
オーディオという趣味は突き詰めた場合とにかく金がかかる。金はかかるが努力は必要でない。努力をせずに楽しめる非生産的な趣味が良いことかどうかはまた別の話。


 最初にシャンプーや占いのことを書いた。僕はそれらが嫌いだ。そのくせオカルトオーディオに対しては割りと肯定的。
なぜかというと楽しみを知っているからだと思う。自分でやって、そこそこ満足出来た。
シャンプーでは効果を実感していない。それゆえ嫌う。占いも当たったと感じたことが無い。
詐欺だとしても騙された感がなければ良いのではなかろうか(中廊下)
効能を誇張していたとしても夢があるコンテンツ。誠実さよりも与える夢の大きさが重要なのかもしれない。
寄せて上げるブラは肯定すべき。


 しかしあまりに誇張し過ぎるのは良くない。タイトルだけ立派で中身がスカスカの記事をよく見かける。
期待したものより実際のものが酷いとがっかりする。タイトルで煽るならきっちり良質な文章を用意しておこう。
中身の質にちょうどいいタイトルをつけるのが大事。
その質がわかりにくい物は大きな期待を抱かせる広告が法の範囲で出来る。それがオーディオとか化粧品とかなんでしょう。あと深夜のTVショッピングで売ってるやつ。
残念ながらキレイに化粧してもモテませんし育毛剤を塗っても髪は生えてきません。(主観)


 夢を見てれば幸せです。同時に滑稽でもあります。