SOUL'd OUT

SOUL'd OUTというラップ?をやっている人たちがいて、最近気に入って聴いている。Spotifyでランダムに流してたらTOKYO通信が流れてきて「ヤベー」と思ってお気に入りに入れてからSOUL'd OUTに繋がるまで3年ぐらいかかった。

変なラップをする人たち(人?)で、発音の癖やリンキングが強くてほぼ聞き取れない。一部でミームとして扱われていて、つまりバカにされている。

ミュージシャンというのは、基本的にカッコイイもので、基本的に他者を敵と捉えている俺としては、認めたくない存在だ。優れているものが他にあると認めることは、自分の価値を相対的に下げる行為で、利敵行為だ。てっぺんからつま先までカッコイイとされている音楽を聴いてカッコイイと思うなんて負けを認めるのと同じで恥ずかしいことだ。だからバカにできることはプラスに働く。

素直に高く評価されているアーティストとそのファンをバカにしながら聴くのが良くて、宮本浩次ファンをバカにするツイートをしながら、でもカッコよさも享受したい。SOUL'd OUT(というかDiggy)もあっさいファンはいて、「発音がすごい」とか「命削って歌ってる」とか「世界一ラップ上手い」とかアホみたいなこと言ってて良い。声が変だし動きがぎこちないし変な鳴き声を出すしソロ活動キャッチーさが消え失せてて微妙だし面白い。



ミームから入った、バカにしつつオンガク理解ってるアピールするタイプのファンがウザい。音楽聴く前に自意識をなんとかしろ。